増加する外国人のビジネスチャレンジを創発し多様な社会を応援/オカビズが英語相談対応強化
オカビズは、2025年3月24日(月)より、岡崎在住の外国人など日本語が話せない方を対象に経営相談の英語対応を開始しました。
具体的には、長年外資系マーケティング・PRを担当してきた副センター長の庄司結香が、英語相談担当相談員に就任、岡崎市多様性社会推進課と連携し岡崎市の外国人への周知を図ります。
岡崎市を始め愛知県では外国人人口が増加していることを踏まえ、市内の多様な方に活躍していただきチャレンジを創発することで経済活性化と多様な社会の実現を支援する取り組みです。

背景/岡崎市はじめ愛知県内では外国人人口が増加
・岡崎市の外国人人口は2015年から増加傾向で、2023年には13,331人となり2008年以降最多。 ※出典:岡崎市「岡崎市将来推計人口報告書」(2024年)
https://www.city.okazaki.lg.jp/1300/1303/1319/p007513_d/fil/suikei5.pdf
・愛知県の外国人人口は2013年以降増加傾向で、2023年には310,845人となり1990年以降最多。 ※出典:愛知県「愛知県内の市町村における外国人住民数の状況(2023年12月末現在)について」
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/tabunka/gaikokuzinjuminsu-2023-12.html
海外経験豊富な元外資系マーケティング&PR担当の相談員が対応
・海外経験豊富な相談員が対応
オカビズ副センター長・庄司結香(元外資系マーケティング&PR担当)が、英語での相談を担当。
ビジネス経験を活かし、外国人経営者・起業家の事業サポートを行います。
・岡崎市多様性社会推進課との連携
国際交流センターへのチラシ配架や、多文化共生の取り組みとの連携を強化。
より多くの外国人にオカビズの存在を知ってもらえるよう情報発信を行います。
・オカビズHPの英語対応
オカビズ公式HPに英語対応ページを設け、相談方法や事例を紹介。
ビジネスを始めたい外国人がスムーズに情報を得られるようになりました。
>>オカビズ英語対応ページはこちら
<英語相談詳細>
開設日: 2025年3月24日(月)~
対応時間: 月~金曜日 10:00~16:00(要予約)
相談場所: 岡崎ビジネスサポートセンター
(岡崎市図書館交流プラザ・りぶら2F・イオンモール岡崎3F)
対応言語: 英語(日本語が話せない方もOK)
相談料: 無料(岡崎市の公的支援により提供)
相談員: オカビズ副センター長 庄司結香
予約方法: オカビズHPの英語対応ページから申込み、またはメールにて受付
>>英語対応ページはこちら
<担当相談員紹介>

副センター長 庄司結香
米国の大学でビジネスマネジメント学部を卒業後、東京の米国系外資メーカーでマーケティング・PRに従事。
その後、欧州ジュエリーブランド2社で15年間マーケティング・コミュニケーションを統括し、戦略策定やブランディング、広告、PR、ECなどを通じて認知度向上と売上増に貢献。
2022年より長野県広報アドバイザー。
2023年よりオカビズのビジネスコーディネーターとして活躍している。
オカビズのこれまでの外国人経営者支援事例

・スパイスカレー店の販促支援(Sagoon Master Spice・ギミレパラカスさん)
ご意見交換からギミレさんのカレーは良質なスパイスをしっかりと使用し野菜をじっくり煮込むことによって深い味わいをもたらしていることを引き出し、その特徴を言語化して見える化。新たな顧客層とのタッチポイントを増やすため、日本の伝統行事に合わせた季節限定キャンペーンを提案し、新規顧客の拡大をサポ―ト。

・レザー職人の新商品開発支援(de’ syu・周楷傑(しゅうかいじぇ)さん)
ご意見交換から、周さんが素材選びには強いこだわりを持ち、日本ではあまり取り扱われていない皮ブランドのレザーを採用していたり、皮のデザイン、裁断から縫製まで全て一人で手がけているなど、周さんの作る商品の強みを引き出しました。さらに、若年層ターゲットの販路を開拓するため、新社会人の応援をコンセプトにしたバッグ・小物のオンラインショップ立ち上げを支援しました。
オカビズとは?
岡崎市が2013年に設立した、売り上げアップに特化した中小企業のビジネス相談所。11年間で約4,000社、約25,000件の相談を受ける。常に予約でいっぱいなことから、「行列の絶えない相談所」とも評される。